和菓子処いずみ庵の歴史

    

創業者について


創業者:佐藤 宏明(さとう ひろあき)
いずみ庵の創業者、佐藤宏明は、明治時代末期の1885年に現在の名古屋市で誕生しました。
幼少期より美しい和菓子に魅了された佐藤は、15歳で地元の有名和菓子店「松風庵」に弟子入り。
そこで技術と美意識を磨き、やがて自らの創意工夫を加えた和菓子作りに目覚めました。
佐藤は伝統を守りつつも、新しい素材や技法を積極的に取り入れることでいずみ庵を発展させました。

いずみ庵の歴史について


創業期・戦後復興期・現在に至るまで様々なスタイルを持ちながら店舗を継承してきました。
彼の信念は「季節感を大切にし、一つ一つの和菓子に心を込めること」。
この理念は現在に至るまでいずみ庵の基盤となっています。
創業期:1924年、佐藤は名古屋市内の商人街に小さな和菓子店「いずみ庵」を開業。
創業当初は季節の素材を活かした羊羹や饅頭・団子・どら焼きなど、基本的な和菓子を中心に販売していました。
しかし、佐藤の独自の美意識と技術が評判を呼び、次第に客足が増えていきました。
戦後復興期(1945~1960年):第二次世界大戦後、経済の復興とともに和菓子の需要も高まりました。
いずみ庵は品質維持と生産力の向上を図りながら、新商品の開発にも力を入れました。
この時期に生まれた「ずんだ餅団子」は、いずみ庵の代表的な商品として広く認知されるようになりました。
現在(1960年~):1960年代以降、いずみ庵は全国展開を目指し、東京や大阪にも店舗を展開しました。
伝統を守りつつも、現代のライフスタイルに合わせた個包装の和菓子や、季節ごとの限定商品を取り入れるなど、時代の変化に柔軟に対応。
現在では、オンライン販売も行い、国内外から多くのファンを獲得しています。

商品開発


1. 季節感を重視した商品設計
いずみ庵では、四季折々の素材や風景を和菓子に取り入れることを重視しています。
春には桜や苺、夏には抹茶や水無月の涼感、秋には栗やかぼちゃ、冬には黒豆や柚子など、
季節ごとに異なる風味とデザインを楽しめる和菓子を提供しています。
2. 健康志向の商品開発
現代の健康志向に応えるため、砂糖の使用を控えた低糖和菓子や、玄米を使用したヘルシーな餅菓子など、健康に配慮した商品も開発しています。
また、アレルギー対応の和菓子や、グルテンフリーの商品も取り入れ、幅広いニーズに対応しています。
3. 視覚的美しさへのこだわり
花月堂の和菓子は、味だけでなく見た目の美しさにもこだわっています。繊細な色彩使いや、季節を感じさせる形状、上品なパッケージデザインなど、和菓子としての美的要素を追求しています。特に「桜餅」や「小倉どら焼き」は、贈答用としても高い評価を受けています。
4. 伝統技法と現代技術の融合
伝統的な和菓子作りの技法を守りつつ、現代の技術を取り入れることで、生産効率を向上させています。
例えば、温度管理や保湿技術を駆使して、鮮度を保ちながらも保存期間を延ばす取り組みを行っています。